池田大作全集102 160頁より
コンピューターの登場によって、将来の国家は国民一人一人に関する、あらゆる情報を集めることができ、しかも、容易に抽出したり、活用できるようになるだろうといわれています。
これは、かつてない強力な中央集権的な統治機構の出現を意味するわけです。
そうなれば、個人のプライバシー、人間の尊厳、主体性に対して非常な脅威になると思います。
これは、1970年のクーデンホーフ・カレルギーと池田先生との対話の中にある発言です。
今から50年以上前に、池田先生は、現代中国のような超監視国家の出現を予言されていたのです。
師匠の偉大さについて、我ら弟子は、まだまだ理解が足りていません。
人類が、3代会長の偉大さを真に評価できるようになるには、まだ1000年ほどの時間が必要でしょう。
青年は「人類のリーダー」になるためにも、一冊でも多く全集を読んでおくべきです。
全集は学会の財産にとどまらず、人類永遠の古典なのです。