新・人間革命「慈光」より
入会するか、しないかといった、形にこだわる必要はありません。
信心のことで家庭の中で言い争ったり、感情的になったりするのは愚かなことです。
ご主人が仕事の上などで行き詰ったり、失敗した時に、「信心しないからいけないのよ」などと、責めるようなことをしてはいけません。
奥さんが頑張っていれば、その功徳、福運は、全家族に回向されていきます。
ご家族が信心をしないから、一家が幸せになれないと考えるのは誤りです。
入会を祈っていくことは大切ですが、根本は、信心の素晴らしさを、皆さんが身をもって示していくことといえます。
自分がご家族から慕われ、深く信頼されていくことが、ご家族の学会理解への第一歩になっていくんです。
新・人間革命「遠路」より
あなたが真剣に信心に励んでいくなら、ご家族も、その功徳、福運によって守られていきます。
だから、決して焦る必要もありませんし、ましてや信心を無理強いする必要は全くありません。
新・人間革命「萌芽」より
ご主人は、無理に信心する必要はありません。
一生懸命に信心に励んでいる奥様に協力し、陰で支えてくださっているのですから、それ自体、信心をしていることと一緒です。
あなたも、ご一家も、その福運によって、必ず守られ、栄えていきます。
このように池田先生は、地涌の菩薩を支えることは、お題目を唱えていなくても、信心しているに等しいと断言されています。
地涌の菩薩は、六万恒河沙の眷属を引き連れています。
あなたを支えるご家族、友人、同僚、そして国土世間も、謗法が無い限り、あなたの眷属として諸天に守られるのです。