先月31日、関西創価高校において、数十分に渡り教師から生活指導を受けていた生徒が、突然屋上に向かって飛び降り、死亡する事件がありました。
現場で外壁工事をしていた男性が止めに入りましたが一緒に転落し、重傷を負っています。
学園始まって以来、最大の悲劇ではないでしょうか。
直接的なきっかけが、直前の生活指導にあったことは明らかです。
屋上に向かった生徒をこの教師が追いかけなかったとしたら、事実上見捨てたことになります。
また、生徒が容易に屋上に入れること自体が問題です。
教育の役割とは、何よりもまず生徒の生命を守ることです。それができなかった以上、いかなる理由があろうとも、この指導が最悪の失敗だったことは否定できません。
学園は生徒指導の在り方・安全確保について、根本的に見直す必要があるでしょう。何かが決定的に間違っているから、こうしたことが起こるのです。原因は必ずあります。
創価教育の祖である牧口先生、創立者池田先生の指導を、全ての関係者が改めて学びなおす時ではないでしょうか。