共同通信の調査では、
比例区で公明党に投票すると回答した有権者のうち、ほぼ半数が原発再稼動に反対でした。
賛成は4割ほどで、賛否が二分されている格好です。
一方、公明党の立候補者は8割が再稼動賛成です。
つまり、支持者と候補者の間には、再稼動への意識にかなりの温度差があります。
このまま公明党が支持者の声を無視して再稼動推進に突っ走れば、票が半分に減る可能性すらあるわけです。
そうなったら、与党での存在感も失われます。
現在、国内で稼動している原発はありませんが、電力は十分に足りています。
沖縄にはもともと原発がありませんが、電力不足に悩んでいると言う話は聞きません。
何より、ほとんどの地域では、過酷事故発生時の対応が十分に整備されていません。
(いまだに「原発は安全なので事故を想定しなくていい」という建前のため)
原発推進派の大前研一氏でさえ、「現時点での再稼動は危険すぎる」と言っているほどなのです。
本当に原発が安全なら、なぜ推進派の政治家たちは、都心に原発を誘致しようとしないのでしょう?
(品川にも火力発電所があり、土地が高いからという反論は成り立ちません)
送電ロスを減らそうと思えば、発電所は都心に近いほど望ましくなります。
雇用も生まれ、自治体には交付金・固定資産税・核燃料税も入ってきて、いいこと尽くめです。
ぜひ「23区に原発をどんどん誘致しよう!」という公約を掲げて選挙に出ていただきたいものです笑
公明党は脱原発をスローガンに掲げています。
それでいて再稼動を急ぐのは矛盾であり、支援者には大変理解しにくい方針です。
公明新聞にも、この件について合理的説明は見当たりません。
支援者は無知ではありません。
野党のだらしなさをいいことに、与党の座に驕っていると、しっぺ返しを食らうことになるでしょう。
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