現在、聖教新聞の発行部数は公称550万部です。
これは実質会員だけでなく、会友を含めた数字です。
当然ながら、聖教新聞を購読してくれる会友は、公明党に入れてくれる可能性が高いでしょう。
つまりこの550万が、公明党の「基礎票」と考えていいでしょう。
前回比例区で出た票はおよそ700万です。基礎票に150万上乗せできたにすぎません。
この上乗せ票の主役は、未入会家族だと考えられます。
未入会家族はマイ聖教を購読していないはずなので、550万にはふくまれません。
もちろん信心に反対している場合はムリですが、理解がある場合は、Fが票になる可能性は比較的高いと想定できます。
すなわち、公明党に投票している人は、その大半が
「学会員」「会友」「未入会家族」のいずれかと考えられ、
そうでない場合、公明党に入れる日本人は稀ということです。
残念ながら、日本人の大半は、まだ学会に偏見を持っています。
彼らに「公明党お願いします」と、何十回頼んだところで、投票につながる見込みは極めて低いでしょう。
最優先でFを固めるべきは、新聞を取ってくれたことのある会友と、理解のある未入会家族です。
なぜなら、データから予想できるように、それ以外のFはほとんど時間のムダだからです苦笑
選挙戦には時間制限があるため、得票を最大化するためには、あえて見込みの低いFを後回しにする合理性も必要です。
基礎票を増やすには、日ごろからの地道な仏法対話しかありません。
「大阪の戦い」に倣い、投票1か月前くらいまでは折伏に徹して基礎票を増やし、直前にFを固めるほうが合理的でしょう。
何より、これなら選挙のたびに広宣流布が進み、基礎票が増えていきます。
われわれは「選挙屋」ではありません。学会の選挙戦は、あくまで信心の戦いなのです。
※コピー配布を認めます。地元の幹部に読ませてあげてください。