新・人間革命「勇気」より
蒲田支部での二月闘争においても、札幌の夏季指導でも、大阪の闘いでも、山口の開拓指導でも、計画を練りに練り、万全な準備をして臨んだ。
焦点の定まらぬ、歓喜の爆発が無い会合など、絶対に開かなかった。それでは、忙しいなか、集って来てくださった方々に、失礼であり、貴重な時間を奪うことにもなると考えたからだ。
会合が多すぎることは、広宣流布の最大の妨げです。
会社で言ったら、営業部員が会議に忙殺されて、外回りをしていないのと同じです。
貴重な精鋭人材が会合の準備や運営に忙殺されて肝心の折伏ができず、いつのまにか「会合屋」に成り下がっているのが実態です。
本来は、折伏しなければ会合に出席させないというくらいの厳しさが必要でしょう。
ひとつの会合や打ち合わせに出席すれば、2~3時間は失います。週にいくつも出席すれば、膨大な時間のロスです。
少なくともその間、折伏に歩くことはできないわけですから。
交通費にしても、会館までの往復に500円かかるとしたら、10回の会合で5000円です。庶民にとってはバカにならない金額であり、全ての会合に出席できない方を責めるわけにはいきません。
だからこそ、幹部が自ら足を運び、地域の隅々まで回るべきなのです。