池田大作全集69 254頁より
会長は、当然、学会の中心であり、最高責任者の立場であるが、それ以上に重要な役割と使命と責任を担っていかねばならないのは、学会の責任役員であり、副会長であり、幹部の方々である。
会長よりはるかに立派である場合もあろう。力のある場合もあろう。
信心の世界では、会長と会長以下の人々の間に、特別な偉さの段階というものはない。
ゆえに、代々の会長は、幹部を最大に尊敬し、意見を聞き、いささかなりとも、いわゆる高慢な権力者となってはならない。
幹部は(中略)会長と同じ使命感、責任感に燃えて、わが身を惜しみなく尽くしていただきたい。
会長1人で広宣流布することはできません。
したがって、会長にならなければ成仏できないということもありません。
会長になれば成仏できるということもありません。
会長も、それ以下の役職も、全て「役割分担」に過ぎず、本質的な上下の差は存在しません。
もし、会員を見下す会長や幹部が現れたなら、君たち青年が断固として追放していくのです。