大白蓮華2019/11 45頁より
いうまでもなく、祈りの深さは、題目の数や時間で決まるものではありません。
環境が変わり、朗々と唱題行ができなくなる場合もあるでしょう。
その時は、心の中で題目を念じ唱えることです。
戸田先生は、そうした題目にも大功徳があると教えられていました。
大切なのは題目を唱えようという「心」であり、真剣な「志」です。
その心が強くあれば、福運は必ずついていきます。
一般論として、より長く唱題した方がいいことは当たり前ですが、それに囚われてしまうと、かえって信心の本質を見失ってしまいます。
「1日にこれだけ唱えないと功徳がない」などという決めつけは、1遍の南無妙法蓮華経を軽んじることになり、かえって大謗法です。
学会員に一番多い謗法のパターンですね笑
高齢化が進めば、長時間の題目が難しくなるメンバーも増えていきます。
無理なく、各自のペースで唱えていけば十分です。
勤行は決して外道の「荒行」「苦行」ではないのです。