日本のみならず、世界中を異常高温が襲い、毎日のように熱中症で死者が出ています。
日本でも、観測史上最高気温が更新されました。
いまや関東より沖縄のほうが涼しい有様です。
先の西日本豪雨と違い、今年の猛暑は全地球的規模です。
したがって仏法で論じると、この猛暑は天照八幡といった土地神の怒りではなく、より位の高い大日天王の怒りによる総罰と見るべきでしょう。
日天も天照も太陽神ですが、御本尊では区別されて記されています。
日天は梵天帝釈と肩を並べて天界に座していますが、天照八幡は大地に伏しています。十羅刹や鬼子母神より下です。諸天としての位は、明らかに異なります。
当時、天照は公家、八幡は武家の主神でした。したがって天照八幡は土地神・民族神の代表として記されているのであり、御本尊において一閻浮提の太陽を表しているのは、あくまで日天です。
大日天王ほど高位の諸天が怒るのは、長期に渡る深刻な謗法が原因でしょう。
大自然を破壊し、生命を軽視し続ける人類に対しての怒りです。
結論的には、世界に日蓮仏法を弘めるしか、解決方法はないのです。