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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

立正安国論で真言が破折されなかった理由







真言・天台宗等は法華誹謗の者いたう呵責すべし、然れども大智慧の者ならでは日蓮が弘通の法門分別しがたし、然る間まづまづ・さしをく事あるなり立正安国論の如し

阿仏房尼御前御返事


(真言や天台宗は法華誹謗なので呵責すべきだが、智慧の優れた人でなければ、日蓮と彼らの法門は区別しがたい。そのため、立正安国論のように、しばらく彼らの呵責を差し置くことがある)




このように大聖人は、対合衆の機根に合わせて柔軟自在に法門を説かれました。

立正安国論は、念仏の破折が中心になっており、真言等の破折は省いています。

これは、念仏の場合、仏法の専門知識が無くても比較的誤りを理解しやすいためだからだと考えられます。

実際、今日でも真言や禅の破折は難解なものです。まして天台は元来法華宗でしたから、なおさらです。

一般的には、五重の相対で後になるほど破折が難しくなります。

もちろんすべての邪宗を破折できる力があることは前提ですが、それと同時に対合衆の機根を見極め、為人悉檀で柔軟に対話していくことが必要なのです。







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