大白蓮華2019/5 97頁より
私が、こうして病気をしていることは、大きな「転重軽受」なのだよ。
この病気で、学会が受ける大難を軽く済ませているのだ。
戸田先生は58歳という若さで亡くなられています。
その表面だけを見れば、信心しても長生きはできず、意味がないことになります。
そうではなく、戸田先生は「自ら願って」皆の分まで重い宿業を引き受けてくださったのです。
それが仏の誓願です。
同様に、あなたが直面している宿業も、家族、友人、組織、地域を代表して一身に引き受けたものです。個人的な、ちっぽけな宿業などではないのです。
決して「信心しているのに悩みが解決できなくて申し訳ない」などと恥じる必要はありません。また、疑ってはいけません。
あなたは、末法濁世の世を浄化するために、この世に生まれてきたのです。
その確信を疑わないことが、即身成仏なのです。