※第8回全国青年部幹部会での池田先生のスピーチより
私は日中の国交正常化を、勇気をもって提言しました。どれほどの反対があったか。
危険を避けるため、自宅にいられないことさえあった。
中国とは、永遠に、永久に、一体不二の心と心で、信義の友情を結んでいかなければ、日本の将来は危うい。このことを強く強く訴えていきたい。
日蓮大聖人は仏法史の上から、日本は中国と韓国の弟子の国であると、明確に説かれております。
その、いわば師匠にあたる国々に対して、見下して、戦争し、属国のように扱った。
とんでもない思い上がりだ。中国と韓国を侵略した罪は、決して消えない。
仏法の根本は、師への報恩感謝です。
私たち列島の民が、文化を伝えてくれた大陸と半島に報恩感謝することは当然です。
その意味で、大陸や半島への差別意識を振りまき続けるネトウヨたちは、世法の上だけでなく、仏法上も大罪を犯しています。
ネトウヨを断じて許さず、徹底的に破折していくことが、われら法華信徒の責務なのです。
どんな国にも、話の通じない一部のナショナリストはいます。そんな人種は相手にせず、親日的な人々と友好を結んでいけばいいのです。
特に韓国には、100万もの同志がおり、SGIの中核です。
日本に来る中国人観光客も、日本が大好きだから、わざわざ来てくれるわけです。
中韓が反日一色だなどというネトウヨの宣伝は、事実の上からも完全に間違っています。
一切衆生の尊極を説く法華経のみが、東洋をひとつにする力を持っているのです。