「随筆 人間世紀の光」より
世間では、首相が来るとなれば、肩書や立場の上位者から、まず集めようとするのが通例であろう。
ところが、戸田先生は全く違った。いわゆる大幹部や有名人など眼中になかった。「青年が迎えよ」「大作が責任者だ」と即決なされたのである。
戸田先生は厳として、学会青年に教えられた。
「諸君は、全人類を救いゆく世界最高峰の生命哲学を持っている。戸田城聖の弟子である諸君は、既に世界的指導者の存在なのだ!」
大統領や総理大臣に対しても、何ら臆する必要は無い。
創価学会は、永遠に「青年創価学会」である。
法華経を保つ青年が、間違っても権威を恐れ、卑屈になることがあってはなりません。
それは法を保っているようでいて、かえって法を下げることになります。
相手が権力者だろうと、資産家だろうと、著名人だろうと関係なく、威風堂々と獅子吼してこそ青年なのです。