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21世紀の日蓮仏法

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戸田先生はなぜ長生きされなかったのか






戸田先生は58歳の若さで心不全で亡くなられています。

なぜあれほどの師匠が長生きできなかったのでしょうか?



結論から述べると、それは使命を全うするために必要だったのです。

その気になれば100歳まで生きられる福運がありながら、あえて使命のために早死にの宿業を背負われたのです。



具体的な理由は、3つに大別できます。



まず第一に「弟子を自立させるため」です。

すでに後継者は育っていました。偉大な師匠がいつまでも健在では、弟子にも甘えが生じてしまいますから、あえて方便現涅槃の姿を示されたのです。



第二に「長生きしなくても使命を全うできると証明するため」です。

お題目を唱えていても、早く亡くなる同志は大勢います。

彼らは全員、宿命転換できなかった敗北者であり、信心が足りなかったのでしょうか?

決してそうではありません。

人生で大切なのは、使命を全うできるかどうかであり、長生きすることが目的ではありません。

戸田先生は75万世帯を達成され、見事に使命を全うされたのです。



第三に「大往生の実証を示すため」です。

戸田先生の臨終については、「人間革命」に詳しく記されていますが、致命的な病気も怪我もなく、苦しむことなく眠るように亡くなられています。

直接の死因は心不全であり、いわば自然死です。



現代は、自然死が極めて難しい時代です。

医療の発達に伴い、臨終の苦しみはむしろ長引いています。

ある人は末期がんでのたうち回り、ある人は胃ろうで無理やり生かされ続けます。

これは現代人に共通の宿業と言っていいでしょう。

不自然な姿での長生きが、かえって苦痛を増してしまっています。

戸田先生は、そうなる前に安らかに亡くなられることで、宿命転換の姿を示されたのでしょう。



師匠の生きざま・死にざまに学ぶことは、われら弟子にとって永遠の課題なのです。







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