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21世紀の日蓮仏法

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人材は3タイプに大別できる

池田先生は「自分と違うタイプの人材を大切にせよ」と指導されています。

人材は、おおむね3タイプに大別することができます。

あなたはどのタイプに当てはまっているでしょうか?



まず学会員の典型といえるのが「体育会系」です。

彼らは行動力に優れ、先輩や幹部に言われたことは即実行します。

折伏や結集においても、多少強引でも結果を残します笑

組織にとっては好都合な人材であり、幹部にも選ばれやすくなります。

しかし、こうしたタイプの人材は、世間的にも時代遅れとみなされつつあります。

彼らは「理屈より行動」というたちなので、本当の意味での「対話」が苦手です。個人指導でも、一方的に言いたいことをしゃべって終わり、というパターンです。

自分の子どもに勤行や会合参加を強制して、学会嫌いに育ててしまうのも、体育会系の共通パターンです。

また、幹部の指示を受けて動くことに慣れているので、いざ自分で作戦立案する立場になると、「毎日唱題会をやろう」とか、的外れなプランになりがちです。熱いけれど中身が無いのです笑

最大の問題は、組織の上下関係が骨の髄までしみ込んでいるため、彼らが幹部になると、後輩や部員さんに対してパワハラ的な言動を取りがちなところです。

体育会系の言動は、社会常識との乖離が大きくなっているのです。



体育会系の短所を補うために、近年増えてきたのが、「文系」の人材です。

彼らの強みは、礼儀正しく、社会常識があることです。

今の学会員は2世3世が主流で、信心なんかありません笑

会員の自覚すらない彼らを、いきなり会合に連れ出そうとしても、非常識に思われるだけで、かえって逆効果です。

なので、文系人材は強引に連れ出そうとせず、1対1の対話を重視します。

「聴き上手」であることも、彼らの長所です。相手の感情・考えを最大限に尊重します。

もちろん後輩に対しても礼儀正しく、年下でも敬語で接します。



文系人材が増えたことで、学会員のイメージは大きく変わりました。

「熱血でしつこい」から「ソフトで礼儀正しい」になったのです。

これはもちろん、時代に合わせて必要な変化です。

しかしながら、彼らは押しが弱いため、折伏がなかなか決められない傾向にあります。

そんな文系人材が幹部になって指導する立場になると、やはり決定力のある人材が育ちません。

これが、近年の世帯減の大きな原因となっています。



学会に最も不足しているのが、「理系」の人材でしょう。

彼らは物事を合理的に分析し、結論を導き出します。

一般に宗教の世界では「祈っていれば奇跡が起こる」と考えがちですが、真剣な祈りは必ず智慧として結実するものであり、理系人材はそのお手本となる存在です。
 
もちろん教学の理解も精緻で、青年部1級程度は勉強しなくても合格してしまいます。

折伏というよりは「法論」に強く、魔との対決には欠かせない論客です。



ただし、彼らは原則に固執する傾向が強いため、人間関係はそれほどうまく構築できません。

対話しても、言うことは正論なのですが、心をつかむことは苦手です。

先鋭的な言動のため、非常識という印象も与えがちです。

したがって、破折こそ得意であるものの、折伏はなかなか決まりません。

組織のリーダーとしては、システムを構築することは得意ですが、部員さんたちとの関係はクールになりがちです。



なお、体育会系・文系・理系の呼び方は便宜的なものであり、実際の出身学部などは一切関係ありません。理学部出身で体育会系の人材も大勢います。



このように、どのタイプにも一長一短があります。

理想は、全てを兼ね備えていることですが、そんな人材は稀です。

現実的には、それぞれの個性を尊重し、短所をカバーしあい、異体同心の団結で広宣流布を進めていく必要があるのです。

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