公明党の井上義久幹事長は20日の政府与党協議会で、いわゆるカジノ法案成立のため、自民党が会期を再延長したことに苦言を呈しました。
執行部が表立って自民を批判するのは異例であり、都議会での連携解消に続いて、自公連立の潮目が変わってきていることが伺えます。
現在、自民党は衆院に続き、参院でもぎりぎり単独過半数を獲得しています。いざとなったら、連立を解消しても構わないわけで、がぜん強気になっています。
このブログでは以前より「自民が単独過半数を握ったら必ず本性を現す」そう警告してきましたが、まさにその時が来てしまいました。
今の公明党に、自民の暴走にブレーキをかける力がないことは、認めざるを得ません。
もとより、支援者は「自公連立」を支持しているわけでは無く、仮に連立を解消したとしても、何の不都合もありません。
むしろ、自民党候補の推薦を押し付けられない方が、のびのびと闘えます笑
いくら自公連立の実績をアピールしても、票が伸びるのは自民だけです。選挙協力も、思ったように機能しないのが現実です。
連立の枠組みに縛られることなく、強気で独自の政策を貫いてもらいたいものです。