忍者ブログ

21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

お題目は1日どのくらいあげればいいのか







一生成仏抄には「日夜朝暮に怠らず」とありますので、お題目は本来「1日中でも唱えるべき」であると考えられます。

そもそも人界の衆生は、南無妙法蓮華経を唱えるために、この世に生み出されたのです。

短時間の唱題では、なかなか生命が大宇宙と一致してきません。できれば毎日数時間は唱えたいところです。

朝晩の勤行だけでは、十分に唱題することは難しいと思います。

そこで、通勤通学や入浴中など、1人になれる場所があれば、できるだけお題目を唱えることをお勧めします。声を出せなければ心で唱えるだけでも功徳はあります。

もちろん正式な勤行のように集中するのは難しいと思いますが、全く祈らないよりはるかにマシです。



ただし、お題目は決して「苦行」であってはいけません。

唱えたくて唱える題目は、一遍でも無限の功徳がありますが、義務感で嫌々唱える題目は、どれだけ長く唱えても功徳はありません。

100万遍の唱題も、自分で決意してやるのは功徳がありますが、やらせるのは無意味です。


大切なのは「心が御本尊に向かっているかどうか」です。

池田先生は、疲れている時は題目三唱だけでも良いと指導されています。

端的に言うと、勤行したくないときはしない方がいいのです。

その分、体調のいい時に、集中して祈ればいいのです。

ともかく「可能な限り祈る」とさえ決意していれば、厳密なノルマで自分を縛る必要はありません。正しい宗教は人間を自由にするものです。

自分自身が「これ以上は祈れない」というところまで祈り切れれば、それが勝利です。

形式ではなく「南無妙法蓮華経を唱えたい」という心に、無限の功徳が具わるのです。



拍手[78回]

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

最新記事

プロフィール

HN:
真蓮 ※削除依頼等はお手数ですが「拍手」をクリックしてからコメント欄に記入してください。
性別:
非公開

P R