「創価学会は新興宗教」
そのように考えている人は多く、宗教学者もそう分類することがあるのですが、これは
極めて重大な間違いです。
学会はもともと日蓮正宗の在家信徒グループです。実際、学会の会長はもともと法華講の総頭講も兼ねていました。
従って、学会の教義は、鎌倉時代から伝わる日蓮仏法そのものであり、完全な伝統仏教です。
浄土真宗にも親鸞会という在家グループがありますが、あれと同じです。
日本人の宗教観は極めて浅いものです。
新興宗教の中には「神社」「寺」を名乗る団体もあるのですが、多くの日本人はそれを伝統宗教と誤解しています。
代表例が靖国神社です。
靖国の教義は「皇国のために戦死すれば神になれる」というものですが、こんな教義は伝統的な神道には存在せず、完全な新興宗教です。
靖国を伝統宗教、学会を新興宗教と考えている人は、表面的なイメージでしか物事を判断できない、カルトに洗脳されやすい人だと言えるでしょう。
とはいえ、世間から誤解されやすい学会にも改善点はあります。
もっと在家仏教団体であることを強調していくべきでしょう。