牧口先生の偉大さは、入信前からすでに仏法者として模範の姿を示されていることです。まさに自解仏乗の人です。
先生は、28歳の若さで北海道師範学校附属小学校の主事事務取扱(校長代理)となっています。
20代で教頭、あるいは副校長になるといったら、大出世でしょう。いかに牧口青年が突出した教師であったかが見て取れます。
まもなく、師範学校の舎監にもなっています。
さらに32歳の時に、出世作となる「人生地理学」を出版します。
この一冊によって、牧口青年は、日本を代表する地理学者となりました。
青年時代を、決して単なる下積み期間と捉えてはいけません。
それでは「まだ半人前なのだから、今結果が出なくてもいい」という甘えたマインドになってしまいます。
広宣流布の闘いは、あくまで青年が主役です。
池田先生は、26歳で青年室長となり、折伏戦の実質的な総司令官となっています。
戸田先生の、75万世帯の構想を実現したのは、まだ20代の池田青年だったのです。
アレキサンダー大王もナポレオンも、戦国大名も維新の志士も、みな青年です。
青年時代に闘わずして、決して時代を変えることはできません!
新たな時代を創るのは、青年の使命なのです。