新・人間革命「新時代」より
指導といっても、一様ではない。
信心がわからぬ人には、仏法の何たるかを、懇切に教えなくてはならない。
怠惰に流されていれば、惰眠を覚ます、厳しい指導が必要な場合もある。
必死になって頑張っている人は、称え励まし、元気づけることだ。
その時必要な指導は、一人ひとり異なります。
だから、会合だけでは不十分なのです。個人指導が必要なのです。
なおかつ、指導内容が的外れでは意味がありません。的を得た指導をするためには、まずその人の話をよく聞くことです。
一方通行の指導では、届いていない場合が多い。
また何より、その人の生命をよく観ることです。これはお題目をあげて仏眼を開くしかありません。
会合で号令をかけているだけでは、幹部失格です!
一番厳しい現場に、先頭に立って飛び込んでいくのが、真のリーダーなのです。