創価学会指導集1「組織」より
建設的な反対意見を出す者がなければ、その組織は発展しない。
これは当然のことですが、実行することは意外に難しいため、あえて取り上げさせていただきました。
学会の組織も、幹部の指示をみんなで黙って実行するだけになりがちです。
これは、いわば「一心同体」を強いる「ニセ和合僧」であり、真の和合僧である「異体同心」とは似て異なります。
紛らわしいがゆえに、厄介なのです。
一心同体の組織においては、反対意見を出せば「破和合僧」扱いされてしまいます。
しかし、反対意見を全て封殺したなら、その組織は永遠に進歩しないことになり、どんどん時代から取り残されていきます。
青年は、それぞれの立場において、強いて建設的な反対意見を上げていくべきです。
地元に幹部に言っても埒が明かないと思ったら、本部に直接意見を上げればいいのです。
幹部もバカばかりではないので笑、必ず理解してくれる人がいるはずです。
また、組織改革の根本はあくまで「祈り」であることを忘れてはいけません。
あなたの力ではなく、御本尊の力で改革は進むのです。