新・人間革命「衆望」より
仏法者として、立正安国という民衆の幸福と平和を実現していくためには、日本の政治の改革を避けて通るわけにはいかなかった。
仏法の大哲理に基づく、「地球民族主義」という理念を掲げた政党の必要性を、伸一は、痛切に感じていたのである。
さらに、日本の政治改革のためには、腐敗と敢然と戦う、清潔な党が出現しなければならない。
また、日本には、真実の大衆政党がなかった。
多様な大衆に深く根を下ろし、大衆の味方となり、仏法の慈悲の精神を政治に反映させゆく政党が、今こそ躍り出るべきであろう。
このように、池田先生が公明党結成を決断した動機は
1.地球民族主義の実現
2.日本の政界浄化
3.大衆のための政治
この3点に要約することができます。
すなわち公明党は
「地球党」であり
「清潔党」であり、また
「大衆党」なのです。
万が一にも、これら結党の精神を忘れていることがあれば、議員を厳しく叱り、本道に立ち返らせることが、われら支援者の務めなのです。
築地移転が延期されましたが、坪当たり相場の何倍もの移転コストがかかっていたり、延期コストが1日700万円も必要だということは、庶民感覚として確かに納得できません。
与野党の垣根を超え、公明党が真っ先にムダが無いか精査するべきでしょう。