政治対話においてやってはいけないのが「自公の実績を語る」ことです。
なぜなら、
自公が信頼できるなら、みんな自民党に入れてしまうからです。
そもそも、安倍政権は「民主党時代よりマシ」というレベルに過ぎず、自慢するほどの実績はありません苦笑
アベノミクス開始から5年目ですが、いまだにデフレ脱却宣言はできていません。
われわれは政権与党ではなく、あくまで公明党を支援しているのです。
公明党は自民を「支える」ためではなく、「歯止めをかける」ために連立に参加しています。
アベ政治を信頼できないからこそ、公明党が必要なのです。
具体的にいうと、軽減税率や新3要件が公明党の実績といえます。
消費増税にせよ安保法制にせよ、原案には「大反対」だったわけです。しかし、弱小政党である以上、自民案を完全に潰すことはできませんから、どこまで自民に譲歩させるかが現実的な対策となります。
公明党の勢力が伸びれば、当然、軽減税率の拡充も考えられます。
最低税率8%は、世界の中でも最高レベルの高負担です。せめて5%以下を目指すべきで、生活必需品には本来非課税が望ましいでしょう。