洌崎晃宏さんは、3歳の時、事故で右腕を失いました。
直後に一家で日蓮大聖人に帰依し、お題目を唱えると、何か月も化膿してふさがらなかった傷口が治癒し、功徳を実感しました。
洌崎少年は中学から柔道を始めます。
もちろん、格闘技において、片腕が使えないことは致命的なハンディです。
しかし、健常な部員と同じメニューをこなし、大学では、なんと
関東王者となっています!
社会人となってブラジリアン柔術に転向し、アダルト白帯最軽量級で、見事
全日本王者となりました。
まさに奇跡のグラップラー(格闘家)です。
その勝利の価値は、金メダル何個分にも匹敵するでしょう。
人は誰もが、それぞれ別々のスタートラインを持っています。全く同じ条件で生きている人は、どこにもいません。
だから、他人と自分を比較することには、全く意味がありません。
人生は、自分に勝つか負けるかです。
自らの宿業に勝利するための信心なのです。