とてもかくても法華経を強いて説き聞かすべし
法華初心成仏抄
「強いて」とは「強引に」という意味ではありません。
「あえて」です。
相手の機根や反応に翻弄されるのではなく、あえて関わり、あえて説くのです。
※世界を照らす太陽の仏法(池田先生講義)より
これほど都合よく曲解されてきた御文は無いでしょう。
強制で信心する人などいません。
「相手に」ではなく「自分に」強いるのです。
すなわち、勇気を奮い起こして悪を破折していきなさいとの御指導です。
まして、強引に会合に連れ出したり、題目を唱えさせたりすることが、折伏ではありません。
自発的な発心が無ければ、どれだけ形式を強制しても逆効果です。
未来部員が信心嫌いになる一番の原因は、親が勤行や会合参加を強制するからです。それでは功徳どころか罰しか出ないでしょう。
今こそ、池田先生のご指導通りの信心に立ち返る時なのです。