念仏宗では恐るべきことに、念仏を唱えていれば自殺しても極楽往生できると説きます。
これは人々を自殺に導くとんでもないカルト思想です。
誰も、自らの自由意思で生まれた人はいません。
つまり生死はもともと、個人の自由意思に左右されるべきものではないのです。
誰もが仏意で生を受け、仏意でこの世を去ります。
誰もが自分だけの使命を持っています。
個人の自由意思で強制的に生を終わらせることは、使命の放棄であり、どんな場合にも仏意に反します。
ゆえに、生前どれほど功徳を積んでいようと、自殺者の臨終は必ず地獄となるのです。
まして、自殺した祖先を仏様として拝んでいれば、その生命と感応してしまい、子孫もまた地獄の人生となってしまうのです。