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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

5月革命の主役も青年たちだった



5月革命の学生リーダー、コーン・ベンディット




今月で、1968年5月革命から50周年を迎えます。

「現代」という時代は、この5月革命からスタートしたと言ってもよいでしょう。

半世紀前の今月、パリ大学ナンテール分校の学生たちが、学園自治と恋愛の自由を求め、集会を開きました。

これに対し、大学は警察の介入と学園の閉鎖で封じ込めをはかります。

大人の強権的な態度に激怒した学生たちは、リーダーのコーン・ベンディットを先頭にデモに突入。

労働者たちも加わり、デモ参加者はわずか4日で40万人にふくれあがりました。

ゼネストで国家機能がマヒし、ド・ゴール大統領は退陣に追い込まれています。



5月革命は、単なる政変にとどまらず、欧米の若者文化に、文字通り革命的な影響をもたらしました。

特に、封建的な家族制度が解体され、現代的家族に再構築されるきっかけとなりました。

青少年の男女交際はもとより、避妊・中絶・シングル出産・離婚・再婚などがどんどん自由化されていきました。

いわゆる性革命の始まりも、5月革命にあったといってよいでしょう。



さらに、68年5月は、当時25歳のスティーブン・ホーキング青年が「特異点定理」を発表し、アインシュタインの相対論を乗り越えた月でもあります。

いわば、現代物理学の直接的スタートも、68年5月なのです。

さらにこの年は、大学院生のアラン・ケイが、「パーソナルコンピュータ」の概念を確立した年でもあります。

なおかつ、当時まだ中学生だったビル・ゲイツが、ソフト開発に着手した年でもあります。

つまり68年は「情報革命元年」でもあるのです。

さらに付け加えるならば、この年は、創価学会の池田大作会長が「日中国交正常化」を提言した年でもあります。



同時期に、あらゆる分野でいっせいに青年が立ち上がり、新たな時代を切り開いていったことは、決して偶然ではないでしょう。

それが青年の使命であり、歴史の偉大なリズムなのです。





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