12月の大白蓮華には、愛知で支部副婦人部長を務めている高橋喜代さんの体験談が掲載されています。
高橋さんは16歳で嫁ぎましたが、夫の酒乱に悩まされ、2人の子どももはしかで失います。
30代で決意して法華経に帰依し、100万遍の唱題をあげ抜くと、夫の酒乱はピタリと止まりました。
大切なのは女子部時代、ヤングミセス時代です。
以来、
決めてきた折伏は、138人にもなります!
対話数は少なくとも数千人になるでしょう。偉大な地涌の人生です。
94歳の今も、毎日5時間のお題目を欠かさないそうです。
高橋さんは、こう指導されています。
みんな御本尊は疑ってないけど、自分を疑ってる。自分が仏なんだと信じ切れてない。
「南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり」だよ。
いくら口が達者でも、心は動かせない。
大切なのは、「あんたが言うなら」と信頼される存在になれているかどうか。
近年の学会の人材育成の失敗は、「会合屋」「選挙屋」ばかり育ててきて、高橋さんのような一騎当千の「折伏の闘士」を育ててこなかったことです。
折伏できる青年が育たなければ、広宣流布は行き詰ってしまいます。
学会はあくまで折伏の団体なのです。
一、巧於難問答の行者に於ては先師の如く賞翫すべき事。
(日興遺誡置文)