新・人間革命「福光」より
今や、30代の世代が、各県の中心になりつつある。
しかし、組織も出来上がってから、幹部になってきた世代だけに、本当の苦労をしていない。
のけ者にされたり、蔑まれながら、泥まみれになって折伏してきたという経験も乏しい。
そのためか、広宣流布の開拓力に欠けているという弱点がある。
スマートで頭のいい人が多いが、根本的なところで、信心への核心が弱い。
運営能力には長けていても、大闘争となると、生命が一歩引いてしまい、すぐに、腰が砕けてしまいがちだ。
幹部が「会合屋」ばかりになったら、創価学会は滅びます。
学会はあくまで折伏の団体です。
男子部でいったら、どんなにまじめに活動している人材でも、本尊流布を決めた経験が無ければ、部長に上げるべきではないでしょう。
もちろん、どんなに頑張っても本尊流布に至らない人もいますが、その人には幹部になる以外の使命があるのです。
幹部となる以上は、やはり最後まで折伏を決めた経験が無いと、部員さんを指導していくのは難しいでしょう。