受験生の多くは、本番が近づくにつれて授業を減らし、自習に多くの時間を費やします。
それぞれにクリアすべき課題が異なるため、一斉授業では不十分となるためです。
受験の直前まで授業や宿題を詰め込まれたら、かえって迷惑です。
「自習力」のある優秀な受験生にとって、一斉授業はタイムロスでしかなく、かえって成長の妨げです。
これは学会活動でも同様です。
人には誰しも固有の使命があります。ゆえに、課題はそれぞれ異なります。それは一律の訓練だけで贖えるものではありません。
会合等であまりにも時間を奪われてしまうと、かえって各自の成長が妨げられ、使命を果たしきれません。
そもそも個人折伏で忙しく動いているなら、会合ばかり出ている時間はないはずです。
とりわけ教学や一般教養を深めるには、自習は絶対に欠かせません。池田先生はまさしく本の虫でした。
得られるもののない会合が多すぎます。その時間で師匠の指導を自習した方が価値的です。
人間は自習ができて一人前です。そこを理解していなければ、幹部の資格はないでしょう。
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