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21世紀の日蓮仏法

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池田先生「人材は見つけるもの」

創価学会指導集1「指導者」より



人材は見つけるものだ。

まず見つけて、それから育てていくのだ。

だんだんと育ててよくなる場合もあるが、原則として、人材は見つけるものである。




「同じように育てても、同じように育たない」のが人材育成の妙です。

石ころをどんなに磨いても、ダイヤモンドにはなりません。

ダイヤを作るには、まずダイヤの原石を見つける必要があります。

広宣流布は仏意なので、いつの時代、どんな場所にも、ダイヤの原石は必ず出現しているはずです。

いないはずがありません。見つからないのは、幹部のメガネが曇っているだけです。



学会が青年の育成に力を入れているのは、まさにこの原則です。

次世代のリーダーには、若さが不可欠です。

青年部で言ったら、30代ばかりを訓練しても、育ったころには卒業になってしまいます。

やはり、未来を担う若手の訓練を優先していく必要があります。





本当の人材を育てるのは大誠実である。

そうすれば、10人いて3人しか育たなくても30人分の働きをする。

技術や策で10人のうち9人を育てても、それは9人分の働きしかしない。



受け身で会合に出るだけの人材が何万人育とうと、広宣流布は進みません。

たとえ1人でも、10人20人と折伏を決める人材を育てることが、広宣流布につながります。





誰人たりとも人材である、ということを念頭に置いた指導、育成を忘れてはならない。



人材の中にはダイヤの原石もいれば、ルビーの人、水晶の人もいます。

全員を同じように育てよう、幹部にしようとして訓練しても、必ず失敗します。

そもそも今の学会には幹部が多すぎます笑

力不足の幹部が、めいめい自分勝手な指導をしているため、みんなが混乱しています。

ガラス玉がダイヤのふりをしているようなものです。



幹部に向かない人材には、その人なりの使命があるのです。

そして、全体としてはそういう人材が多数を占めているはずです。

社会で大きな実証を示す場合もあれば、新聞配達を地道にやり抜く場合もあります。桜梅桃李です。

幹部だけで広宣流布を進めることはできません。

全員が幹部になることはできないし、そんな必要など無いのです。




多少不安や力不足があっても、この人を将来立派な幹部にしていきたいと考えたならば、まず登用して、それから育成することである。



最初から十分な力を持った幹部はどこにもいませんから、最初は思い切った抜擢が必要です。

ただしそれは、決して「役職さえ与えれば勝手に育つ」ことを意味しません!

それでは、くじ引きで幹部を決めればいいことになってしまいます。

登用したならば、決して放任せず、最後まで責任もって育てていくことです。

これは同時に、育たなかった場合は交代させる責任を含んでいます。

力不足の幹部を放置しておけば、組織はどんどん弱体化してしまいます。





幹部の登用についても、折伏力があるかというような、単純な考え方は古い。

大きく未来を目指し指導力、実践力、企画力などを総合して考慮し、判断していかなければ、新しい時代の指導者の育成はできない。



折伏が全然決まっていないというのではお話になりませんが、もちろん、本流の数だけで幹部を選ぶわけにもいきません。

一定以上の教学力が無ければ、デタラメな折伏になってしまうし、適切な指導もできません。

仕事の都合などで十分に動けなければ、正の役職には不向きでしょう。

一般教養も必要です。学会の幹部は庶民のリーダーですが、それは決して無知無学でいいということを意味していません。それは、庶民を見下す考えです。

庶民のリーダーだからこそ、エリートと対等に渡り合えるだけの学識教養が必要です。

学会幹部たるもの、聖教だけでなく日経くらいはチェックしておかないと、組織がバカにされてしまいます。

そして何より幹部に求められるのが「実証」です。

男子部の大幹部が、卒業まで平社員で結婚もできませんというのでは、かえって周囲に信心への不信を抱かせてしまいます。

世間では、アラフォーの男性は2ケタ以上の部下を抱える立場になっているのが当たり前です。それ以上のポジションに上がっていなければ、幹部として実証を示したとは言えないでしょう。




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