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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

池田先生「介護は聖業」

人生の座標より

どんな人にも、人間らしい最終章を飾る権利があります。

介護はその人生のフィナーレを演出する貴い仕事です。

介護は「人生の聖業」と言えるでしょう。






高齢者や障碍者の介護が充実していることは、仏国土の絶対条件です。

介護を必要とするのは、一見、社会にとっては「必要ない」「負担にしかならない」人々に見えます。

勤労や納税など、社会人としての義務を果たさず、権利ばかりを行使しているように見えます。

しかし、「社会にとって負担になる人間はいらない」という思想は、全体主義そのものです。

社会に貢献できる健康な人だけが賞賛され、そうでない人が低く見られるのは、暗黒社会なのです。

畜生は決して介護しません。自力で生きられなくなった個体は、実の親であろうと見捨てられ、天敵のエサにされるに任せます。

要介護者の存在こそが、人間を人間足らしめているのです。

人間社会はプロスポーツのチームではないので、役立つ人だけに生きる権利があるわけではありません。

人は誰でも、無条件に生きる権利があります。愛される権利があります。幸せになる権利があります。

社会はそのための手段に過ぎず、決して社会のために人間がいるわけではないのです。

社会への貢献度で人命の軽重を決めることがあってはなりません。



牧口先生も、自ら寝たきりの義母を介護されていました。

介護とは、仏法の体現そのものなのです。




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