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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

提婆達多の特徴とは

提婆達多は

・1日1食を守り、午後は食事を採らない
・屋根の下や樹の下に座らない
・塩や乳を口にしない

などといった厳しい戒律の導入を釈尊に求めました。

必要以上に厳しい戒律は外道の苦行に等しく、寿命を削ってしまいます。

釈尊は当然ながらこの申し出を却下します。

しかし提婆達多はそれを逆手に取り、「釈尊は堕落した」と吹聴します。

そして、新弟子500人をだまして教団を離れたのです。



このように天魔の遣いは、苦行を推奨して、自らが厳格な修行者であることを喧伝し、仏に攻撃を加えます。

こうした天魔にだまされると、仏法と苦行の区別がつかなくなり、信心に励んでいるように見えても、実際には外道の修行に打ち込んでいることになってしまいます。

10時間唱題などは、まさにそれですね。いつから「10時間続けないと功徳が無い」ことになったのでしょうか?

熱心なようでいて、実際は1遍の題目を軽んじていることになり、まさに大謗法です。

長時間の題目に固執する幹部は、だいたい提婆達多です。祈りがないから、形式が根本になってしまうのです。

祈りに集中していれば、時間など忘れてしまうものです。



仏道修行とは、無理を重ねて苦痛に耐えることではありません。

苦行に耐え抜けば、根性はつくかもしれませんが、体を壊してしまいます。法の器である肉体を粗末にするのは、完全な謗法です。

決して無理をしてはいけないし、させてもいけません。

体調が悪い時に必要なのは、題目ではなく、治療であり休養です。

蓮祖も、漢方医である四条金吾の治療を受けていました。題目を頑張れば病が自然に治るなどということはありません。



根性と信心を混同してはいけません。根性では成仏できません。

根性をつけたければ、最初から外道の苦行をやればいいことになってしまいます。

根性は下等な「精神力」に過ぎず、仏界の「生命力」とは比較にもなりません。

毎晩遅くまで活動して、寝る暇もないというのも、時間を無駄にしているだけで、かえって法を下げています。

どうせ折伏が進むわけではないのだから、さっさと帰って休みましょう笑

「無理」を避けることこそが「道理」であり、価値創造なのです。




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