日蓮正宗といったら、いまや題目より登山が根本になっていることで有名ですが笑
もともと宗門には登山会の伝統はありませんでした。
登山会は戦後、農地解放で多くの土地を失い、貧窮にあえいでいた大石寺の観光地化を防ぐため、創価学会の戸田第二代会長が企画し、昭和27年10月に始まったものです。
つまり、もともと学会の行事だったわけです。
学会を一方的に破門してからは、宗門が自ら登山会を企画していますが、せいぜい平成に入ってからの話です。
しかも、現在の登山は、学会が企画していた当時と違い、全信徒の義務とされています。
しかし御書には「登山しないと成仏できない」などとは一切書かれていません。
成仏とは関係ない、しかも多額の費用がかかる行事を、全信徒に強制しているのです。
これこそ霊感商法の典型でしょう。