11月の大白蓮華には、副白ゆり長の熊倉ミキ・レインさんの体験談が紹介されています。
熊倉さんはアメリカ出身で、5歳の時に来日し、6歳の誕生日に法華経に帰依します。
アメリカに戻って結婚し、息子を出産するも、離婚。再来日して再婚し、北海道・富良野の大地で喫茶店と英会話教室を開くという波乱万丈の人生を送ってきました。
その間、未来部・女子部・婦人部時代を通じて、題目根本の信心を貫き、
日米通算の折伏は、何と100世帯を超えているそうです!
100世帯の弘教を実らせるには、何百何千という対話が必要でしょう。まさに信心一筋の人生です。
今、最高幹部でも、個人で100世帯決めてきた人がどれだけいるでしょうか? 熊倉さんに指導する資格がある幹部が、どれだけいるでしょうか。
また、大阪で地区副婦人部長として活躍している大西ナツコさんも、28歳の青年時代に真言を捨てて法華経に帰依し、
13年間で82世帯の弘教を実らせたそうです。まさに完全燃焼の青春です。その後もさらに半世紀、折伏を続けてきました。
熊倉さんや大西さんのような無名の庶民の女性たちが、広宣流布を実際に実現してきたことを、永久に忘れてはなりません。
青年が信心のお手本とすべきは、幹部ではなく、熊倉さんや大西さんのような真の功労者なのです。学会はあくまで折伏の団体です。
熊倉さんや大西さんは、これほどの功績があっても、決して大幹部ではありません。
幹部には折伏の実績だけでなく様々な条件がありますので、仕方ない面はありますが、これほどの功労者であれば「名誉副会長」として顕彰してもよいのではないかと思います。
学会にはこれまで女性の副会長は1人もいませんので、新時代到来という意味でも、慣例を変えていく必要があるでしょう。