新・人間革命「暁鐘」より
学会の役職は、権威ではないし、役職のいかんによって、信心が強いか、弱いかが決まるわけでもない。
したがって、役職というモノサシで人を評価し、後輩たちを下に見るようなことがあっては絶対にならない。
役職で成仏は決まりません。
「自分はこれだけ高い役職なのだから、もう折伏しなくても成仏は間違いない」
その考えは、とんでもない間違いです。まさに、魔に敗れた姿です。
日本中の幹部が、折伏を「青春の思い出」にしてしまい、現役を退いてしまっています。
だから、組織の縮小が止まらないのです。
牧口先生は、自ら先頭に立って500人に弘教されました。
戦後の学会の再建も、戸田先生が弟子たちの目の前で折伏の模範を示すところから始まりました。
幹部が先頭に立って折伏のお手本を見せるのが、学会の永遠の在り方です。
幹部が折伏を「やらせる」ようになったら、その時点でそれは創価学会ではありません。
役職の有無にかかわらず、折伏をやり抜いた人が成仏できるのです。