新・人間革命「光彩」より
ご主人の身になってごらんなさい。二週間もの演習で、疲れ果てて、わが家に帰って来る。ところが、家には妻もいない。明かりもついていない。食事の支度もできていない。誰もいない、冷たく、暗い家に帰ったご主人は、どんな思いをするか・・・
どんなに忙しくても、家族への配慮を忘れてはならない。それが信心なんです。
せっかく来たのに、残念かもしれないが、夜の指導会には出ずに、カレーを食べたら、すぐに帰ってあげてください。これが、あなたへの指導会です。
学会は会合が非常に多いので、家族と過ごす時間が減りがちです。
しかし、家族の誕生日など大事な日に、会合に出かけて不在という状況は、世法の上からも正しくありません。
仕事も、学業も、家族サービスも、全て法華経です。
会合には出られなければ出られないでいいのです。たまに欠席したからといって、罰を受けるわけではありません。
また、幹部は極力会合を減らすように努力を続けるべきです。学会は本当に会合が多すぎます。
一家和楽こそ、信心の目的であり、また信心そのものなのです。