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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

草創期の幹部は折伏できないと降格された

人間革命12巻より

内実の伴わぬ役職など、形式であって必要はない。権威主義に陥るだけになってしまう。

実績をあげるからこそ幹部であり、また、会員も幹部として遇するのだ。

戦いなきものを幹部として待遇していれば、組織は動脈硬化を起こして、死んでしまう。

役職を外されたくらいで戦えないようなものは、学会には必要ない。

一兵卒、一会員になっても、広宣流布のために戦ってこそ戸田の弟子ではないか。






戸田先生が生涯最後に行った人事は「幹部の一斉解任」でした。

当時から、肩書だけの幹部は大勢いたということです。



戸田先生の時代、折伏の成果が出ない地区部長は、どんなに真面目に頑張っていても、班長に戻されました。






人間と仏法を語る⑦より

地区部長になっても、折伏の成果が出なければ、ときには班長に下がる場合もあった。

もちろん役職の上下と信心の強弱とは違う。

それは何よりも本人の奮起と成長をうながすためであった。






実力以上の役職を強いるのは本人にとっても酷であるし、世代交代の意味もありました。

もとより役職はあの世まで持っていけるものではなく、成仏とは無関係です。

それを忘れさせないためにも、戸田先生は、あえて役職を上下させる制度を採用されていたと考えられます。

戸田先生ご自身も、一度理事長から降格し、無役になっています。



池田先生の時代になると、功労者に敬意を払う意味も込めて、処分以外での降格人事は行われなくなりました。

力不足の幹部でも、ひとまず副役職に上げてから、兼任扱いで下の役職に戻されるようになりました。

これはあくまで池田先生の「温情」であり、副役職の幹部は、事実上力不足で降格されたという自覚を忘れてはなりません!



男子部では、力不足の部長を苦し紛れにフリーの副本に上げる人事がよく見られますが、これによって本人が「自分には本部幹部の力がある」などとカン違いしたら大変です!

あなたに力があるなら、ちゃんと(派遣でも)正の本部長のオファーがあります。正を断って副になったのならまだしも、最初から副のオファーしかなかったとしたら、「あなたを正役職から外すための人事」だと自覚してください。

後任の部長に指導などするのは、とんでもない思い上がりです!

1兵卒の自覚を忘れず、後輩の指導を受け、地区の家庭訪問からやり直してください。





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