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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

役職は上から埋めていくものではない

あなたが社長だったとして、人がいないからといって、バイトを副社長にするなどという人事はありえませんよね?

経営役員ばかり増やしても、現場の人出が足りなければ、仕事は成り立ちません。

現場の人員確保が最優先です。

まして、能力不足の人材をどんどん昇進させ、現場が人手不足に悩んでいるとしたら、最悪のパターンです。

これは人事の大原則ですが、ポストは上から埋めていくものではないのです。



学会の歴史においては、会長でさえ空席だった時代が何年もありました。

力量不足の人材が会長になるくらいだったら、空席の方がはるかにマシです。

最も悪い人事は、適任者がいなくても「人がいないから」という理由で、力不足でもどんどん役職を上げてしまうやり方です。

その結果、男子部では本尊流布を決めたことがない部長、本部長まで跳梁跋扈しています。こんなニセ幹部に広宣流布を託すわけにはいきません。

「役職を与えれば自然に育つ」という考え方もありますが、それなら会長はくじ引きで決めればいいことになってしまいます。完全な間違いです。

言うまでもなく任命には慎重に人を選ぶ必要があり、力不足を知りながら無責任に任命するのは、組織の破壊でしかありません。これまでの功徳を自ら消してしまいます。



基本的に、正の役職はあえて少し空けておくべきです(しばらく上役が兼任すればよい)。なぜなら、逸材が現れた時、間髪入れず抜擢できるからです。

正役職が全て埋まっている場合、先輩幹部を外すのは難しいので、せっかく逸材が現れても、何年も副役職で飼い殺しになってしまいます。

人が見当たらないのは、「逸材の出現に備えよ」という仏意なのです。仏意を無視して、形式だけ幹部の椅子を埋めるのは、まさに魔に敗れた姿です。



当然ながら、本流を決める前に部長に上げるのは早すぎるし、部長時代に決めていなければ正の本部長に上げるべきでないでしょう。

また、部長以上の幹部で10年以上本流を決めていない者は、正の役職から外すべきです。

折伏できない幹部が指導していたら、後輩はみんな潰されてしまいます。事実そうなっています。

そのうえで、全幹部が地区リーダーを兼任し、地区に入るべきです。

役職は、まず地区リーダーから埋めていくのが当然です。

地区リーダーさえそろっていれば、幹部などラクなものです笑

とりわけ厳しいお宅ほど、地区リーダーや部長任せにせず、幹部自らが担当すべきです。

大変なお宅を避けるのは、修行ではなく要領です。

聡明な人事は組織を発展させますが、愚かな人事は組織を滅ぼすのです。



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