※戸田城聖全集より
[質問]:箱を仏壇にしていますが、かならず仏壇を買わなければならないのですか。御本尊様には、三大秘法と申し上げて、本門の本尊・題目・戒壇(かいだん)があります。戒壇とは御本尊様のお坐りあそばしているところです。さて、題目には信・行があります。信・行が強くなれば、ミカン箱ではもったいない、ということになって、千二百円ぐらいの仏壇になり、まだもったいないと、一万円ぐらいの仏壇になるのです。そのように信心と仏壇とは結ばれています。功徳の状態により、お金があればあるように変わってきます。無理に仏壇を買えといってはいけません。借金して仏壇を買っては絶対に相なりません。
信心は真心であり、金額ではありません。
折伏した人に、無理に高い仏壇を買わせると
「功徳はお金次第」という、濁った信心を植えつける恐れもあります。
お金のかかることについては、特に本人の自主性にゆだねるべきです。