北条会長メモより
第一の理由
19年という長い在任期間のため、体の限界も感じている。
したがって学会の恒久的な安定を考え、まだ自分が健康でいる間にバトンタッチしたい。
牧口・戸田門下生も重鎮としており、青年の人材も陸続と育っている今こそ好機である。
第二の理由
1970年以来の懸案としてきた、社会と時代の要請に応える学会の制度・機構の改革も着々と具体化した。
それを踏まえた会則も、このほど制定される運びとなった。
次代へ向け、協議し合って進みゆく体制も整った。会の運営を安心して託せる展望ができた。
第三の理由
近年、仏法を基調とした平和と文化・教育の推進に力を注いできた。
この活動は、今後、日本、世界のために、さらに推進し、道を開いていかなくてはならないと感じている。
また、歴史を一緒に創り、活躍してくださった全国の功労者宅への訪問や、多くの執筆等も進めていきたい。
それには、どうしても時間を必要とする。