学会の組織は「血管」に例えることができます。
細胞の隅々まで新鮮な血液を行き渡らせるには、血管が必要不可欠です。
心臓に当たるのが、幹部であり本部です。
しかし、どんなに血管や心臓が健康であっても、肝心の血液(信心)がドロドロに濁っていたら何にもなりません。
信心あっての組織です。組織そのものが本尊ではないのです。
先生は「組織が根本」などという指導をされたことは一度もありません。
これまでにも数多くの最高幹部が、先生を裏切り、反逆していきました。
先生が勇退を決断されたとき、先生を守ろうとする最高幹部は誰もいませんでした。
役職を妄信してしまえば、あなたもこうした幹部に引きずられて成仏の道を絶たれてしまいます。
また、組織や幹部が完全無欠であっても、あなた自身の一念に濁りがあれば、成仏はできません。
結局、信心は組織云々ではなく、あなた自身の問題です。
信心を破られないためには、組織への依存心を捨て、自分の中に「御書」という基準を確立するしかないのです。