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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

池田先生「組織は時代に応じて変化させよ」

池田大作全集68 474頁より

広宣流布が成就された暁には「組織」は必要でなくなるかもしれない。

各国で、広布の進展と時代社会の状況に応じて、もっとも適した組織形態を考えていけばよいと思う。





御在世当時は、まだ信徒が少なかったこともあり、明確な組織は存在しませんでした。

原則としてすべての弟子が「大聖人直結」です。

もちろん、「本師直結」の精神は永遠に変えてはなりませんが、具体的な組織の形態は、時代や地域に応じて柔軟に変え続けていく必要があります。

学会も、草創期のタテ線組織からヨコ線への大改革を経験してきています。もはや全く別ものの組織形態といってもいいでしょう。

諸事情によって入会できず、内徳信仰を貫く同志も大勢います。またSGIにおいても、現在も組織が結成されていない国や地域が存在します。だからといって、彼らの信心が無駄ということにはなりません。

組合の組織率が落ちていることからも分かるように、現代の若者は、組織に所属することに抵抗を感じる傾向が強くなっています。

20世紀型の組織論を押し付けても、若者は離れていくばかりです。むしろ、どのような組織が今の若者に受け入れられているのか、研究する必要があります。

たとえば、今でも学会本部は合議を重視していますが、将来的には、連合体やネットワーク型の組織に進化していく可能性もあるでしょう。

変化できない組織は、死んだ組織です。

青年を組織に合わせようとするのではなく、組織が青年に合わせるべきなのです。



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