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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

和合僧と一致団結は全く異なる

池田大作全集90 113頁より

戸田先生の時代から、学会にも悪い幹部はいた。悪党の人間がいた。

そういう人(中心者)についた人間は、結局、皆、だめになっている。





学会員なら誰もが知っているように、戸田先生は理事長辞任直後、「師匠は僕だ」と宣言されています。

これは一見、増上慢・破和合僧に似た発言に聞こえます。

役職を退いた以上、組織のトップは、あくまで新理事長です。

新理事長を中心に団結していくのは組織として当然であり、そこに前任者が「師匠はあくまで自分だ」と宣言して現場で指導を続けていたら、通常、組織は大混乱します。

前任者は現場を退き、指導を控えるのが普通でしょう。

しかし、戸田先生は役職がなくなってもあえて指導を続けられました。

これは池田先生も同様で、会長勇退後も指導を続けられています。

学会においては、組織の「中心者」と信心の「師匠」は厳密に区別され、それで混乱することなく発展を遂げてきたのです。これは極めて稀有な事例です。

一般論としての「一致団結」と、仏法上の「和合僧」を完全に区別するところに、学会発展の永遠の秘訣があります。



組織には中心者が必要であり、彼を中心に団結していくのも当然です。

が、彼はあくまで師匠ではないので、この団結が直ちに和合僧とは言い切れません。

足軽会は、川崎学生部の中心者・福岡大祐によって結成されました。彼らの団結力はあっぱれという他ありませんが、結果として破和合僧の派閥と化してしまいました。

つまり、地元組織で一致団結しているだけでは、和合僧にならないばかりか、かえって和合僧を破壊してしまう場合すらあり得るのです。

和合僧のポイントは「すべての中心者が師匠を軸にする」ところにあります。断じて中心者が軸ではないし、まして自分を師匠と勘違いするなど、天魔に破られた姿です。五老僧の末裔です。

師の教えを忘れ、自分勝手な指導をしている中心者がいたなら、厳しく叱り、改まらなければ本部に通報してください。

このような幹部を見逃してしまえば、あなたも与同罪です。つまり、組織が丸ごと破和合僧で無間地獄に堕ちてしまうことになり、極めて罪が重いのです。今までの功徳を全て失ってしまいます。

確かに、地元中心者に逆らって仲間外れにされるのは嫌かもしれませんが、あなたも仏法者ならば、無間地獄こそを恐れてください。師匠を裏切ることを恐れてください。



破和合僧の魔は、あらゆる魔の中でも最も紛らわしく、見破りがたいのです。

自分では和合僧を守っているつもりでも、いつの間にか師匠・本部から心が離れ、地元中心者を師匠と勘違いしてしまいます。

その結果、組織は「派閥化」していき、和合僧を破壊してしまうのです。

五老僧の弟子は全部これにやられました。足軽会も同様です。

この場合、あえて地元組織の和を破り、派閥化を防ぐことこそ、真の和合僧となります。

おそらくあなたは、地元幹部から「お前のやっていることは破和合僧だ」と指導されるでしょう。

法華経の行者は悪口罵詈されます。まさに経文通りです。



学会の組織は仏道修行の場であり、単なる仲良しグループではありません。

中心者に気に入られたところで、成仏できるわけではないので、好きに言わせておけばいいのです。

あなたの師匠は三代会長であり、断じて地元幹部ではないのです。あくまで師匠と呼吸を合わせてください。



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