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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

なぜ幹部についてはいけないのか







池田大作全集83 315頁より

どんなに性能の良い自動車でも、運転する「人」が正気を失っていれば、危なくて、とても同乗できない。

同じように、「法」といっても、正しい行動の「人」が大事である。

悪人についていけば、自分が不幸になるだけである。






潮2016/11月号には、かつてスペインSGIの最高責任者が乗っ取りを企てた事件について詳しく取り上げられています。

第二次宗門事件のおり、当時のスペインSGI理事長は、学会本部から届く情報を全て独占・遮断し、組織を個人的にコントロールしようとしていました。

その目的は、組織を丸ごと宗門に従属させることでした。

青年たちは理事長の言動に不審を抱き、企みを鋭く見破りましたが、残念ながら多数の退転者が出てしまいました。



幹部と言えど凡夫ですから、時には悩乱する者も現れます。

「この幹部の言うことだから間違いない」
「この幹部についていけば間違いない」

この考えは油断であり、魔に敗れた姿です。

学会がこれだけ教学に力を入れる最大の理由は「幹部のウソを見破るため」だといってもいいでしょう。



「法に依って人に依らざれ」が、仏法の根本精神です。

人についていくのでは、派閥になってしまいます。

初信のうちは先輩についていくのもやむを得ませんが、1日も早く御書根本の精神を確立させ、自立することです。



これはたとえ会長でも同じです。

今までは、たまたま三代会長が偉大だったために、ついていけば間違いありませんでした。

しかし、末法は万年であり、いつも都合よく偉大な師匠が現れるとは限りません。

1人1人が御書を心肝に染め、幹部を厳しく監視していくのが、本門の時代における組織の在り方なのです。

幹部は断じて師匠ではありません。



なおスペインSGIは、この法難の後、50倍の拡大を達成しています。


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