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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

ブルーカラー労働者出身の池田先生

青年抄より

家が近いということもあり、また、3番目の兄が勤めていた関係から蒲田の新潟鉄工所へ入社した。

左手の人差し指に、タガネの頭を打ち損ねたハンマーがもろに当たり、骨が砕けるような激痛を覚えた。

毎日、血豆ができ、指は真っ赤にはれ上がり、ずいぶんと痛い思いをした。

熱を持って赤く焼けた鉄粉が飛び散り、やけどの危険が付きまとう。







池田先生は傾いた家計を助けるため、12歳から重労働に従事していました。

現場で手を動かし、汗を流す労働者が社会を築いています。

青春時代に過酷な労働を体験していたからこそ、先生は偉大な庶民の指導者となれたのでしょう。

現代では、とかく地味な肉体労働が軽視される風潮があります。

ドライバーや介護士の人員不足がずっと話題になっていますが、賃上げして人材を集めようという大きな流れになっていません。

優秀な青年がブルーカラー労働者として不自由なく生活していかれる社会を築かなくてはなりません。そうでない限り、社会は崩壊するしかないからです。

何より、一度も作業服を着たことがない、現場を知らないエリートが指導者になっていったら、世の中は滅茶苦茶です。

創価班の根本精神も、「リーダーこそが率先して地味な業務に取り組む」点にあります。

ブルーカラー軽視も人類の大きな宿業であり、これを転換することこそ、仏法の大きな役割なのです。


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