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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

池田先生「老害になるな」

新・人間革命「清新」より



心しなければならないのは、長い間、地域のリーダーを務めていると、気づかぬうちに、そこの「主」のようになってしまうことです。

かつて、ある地域に、草創からの幹部がおり、その人の考えや、好き嫌いの感情が、組織の運営や人事などにも、強い影響を与えていたということがありました。

皆、何かあるたびに、その幹部のところへ、真っ先にあいさつに行かなければならないし、意向に従わなければ、何もできないというんです。



自分中心から広宣流布中心へと、常に自らを戒め、狭い境涯の殻を破っていくんです。

新しい中心者や後輩たちを前面に立てて、徹して守り支えていくんです。





池田大作全集69 259頁より

時代も社会も刻々と動いている。きのう通用した方法が、きょう通用するとは限らない。

しかし幹部となると、その在任期間が長くなるにつれ、人の意見を聞かず、自分の考えに固執しがちになる。

また、どうしても保守的になり、時に応じた適切な判断ができなくなるものだ。

立場が上であればあるほど、多くの人を迷わせ、誤った道に導くことになる。




創価学会指導集1 209頁より

青年に意見を聞き、ある場合には教わっていこう、というぐらいの度量を持つ壮年の姿ほど、尊く美しいものはない。






学会には「師匠になりたがる」幹部が多すぎます!

これは特に、折伏をしない幹部が陥りがちな増上慢です。

外部の人と対話を続けていれば、組織でどんな役職があろうと、自分が「平凡な庶民」に過ぎないことを忘れるはずがありません。

折伏を避け、組織の中で幹部としてチヤホヤされているだけでは、勘違いしてしまうのも当然です。

折伏しない幹部が何十年も居座って、青年たちを指導しているのでは、かえって広布後退の天魔の働きとなってしまいます。

基本的に、どのような役職も任期は厳密に守り、再任回数にも制限をつけるべきでしょう。

それが、お手本にならない幹部を排除し、世代交代を円滑に進めることにもなります。



蓮祖は立宗よりおよそ20年で身延に入り、後の折伏戦を若き弟子たちに託しました。

日興上人も、大石寺開山の翌日に日目上人に相承し、自らは重須に入って、離れたところから弟子たちを見守りました。

池田先生も会長就任からおよそ20年で自ら勇退の道を選び、弟子に一切を託しました。

このように、常に青年にバトンを渡していくのが、仏法の永遠のリズムです。

成仏は最終的に「後継の青年リーダーを育てられるかどうか」で決まるのです。だから仏は必ず青年を尊敬します。

青年の成長こそ、仏の最大の喜びです。

後輩に指導を受けるようになるのが、成仏のひとつの目安と言えるでしょう。






一、弘通の法師に於ては下輩爲りと雖も、老僧の思ひを爲すべき事。


日興遺誡置文

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