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池田先生「女性である前にまず人間であれ」

女性抄より

人間であることを忘れ、妻なり、母親としてのみ生きようとする人生は、やがて惰性におちいり、家庭の中に亀裂を生じていくに違いない。

人生において、いつまでも妻であり、母であることはできない。

子供が成長し、独立すれば、一応は母の役目は終えたことになります。

また夫に先立たれる日もいつかはある。

人生の最終のコースにあっては「人間」が残るだけです。

創価学会指導集2　126頁より

女性は結婚して子どもを産み、やがて子どもが巣立っていく。

最後は未亡人として生涯を終える場合が多い。

私はその女性が本当に幸せだったかどうかは、たとえひとりになった時にも、生き生きとした日々を送っているかどうかで分かると思う。

[35回]

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