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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

池田先生「全員が大卒以上の仕事を」

創価学会指導集1 268頁より

できるだけ大学へ進学すべきである。

家庭の経済が許さない時には、自分で働いて夜学へ行けばよい。あるいは、通信教育でもいいのである。

自分の力で大学は出なさい。

ただし、体の悪い人、また家庭の事情でいけない人は、高校を卒業して、あとは自分の信心、教学、努力で大学を卒業した以上の力を示す決心でいけば、それで結構である。




21世紀のパイオニア 271頁より

進学しないから人材になれないなどということはないし、自分らしい人生コースをあゆむ方がむしろよい場合もあるーということは付言しておきたい。

293頁より

大学を出なければ、社会建設に貢献できないものでは絶対にない。

また、生涯頑張れば、独学でも、通信教育でも、学問は自分次第で、どうにでも会得できるものであります。

人材とは、学歴であがなえるものではない。







これらの指導で分かるのは、池田先生は弟子たちに「ご立派な学歴」を求めているのではなく、全員に大卒レベルの「実力」を求めていることです。

したがって、いくらご立派な大学を出ていても、高卒で十分できるような仕事をしていたら、学費の無駄であり、かえって反価値です。



また、現代では特に進学できなかった場合の指導(後半部分)が重要です。

この指導が出された当時(昭和)に比べ、現在の学費は何倍も暴騰しています。給付型奨学金も脆弱で、日本の高等教育は事実上世界一の高負担です。

いまや、大学生の半数が奨学金を利用しており、そのほとんどは返済型、つまり事実上の学生ローンです。

そのため、就職に失敗した時点で返済困難になり、事実上の破産状態に陥る若者が激増しています。

「事実上」とは、実際に破産していなくても、返済のために結婚・出産を諦めたり、風俗店で働いたりという意味です。

こうしたリスクを考慮すると、必ずしも全員進学することが賢明とは言えません。

世の中には営業や職人、起業家など、学歴不問の職業もたくさんあります。そうした道を選ぶならば、大学を出ていないことは必ずしもハンディになりません。

自分の学歴がどうであれ、大卒に負けないくらい稼ぎ、大卒の部下を使うような立場になってこそ、先生の弟子です。

いまや、トヨタにも高卒の役員がいる時代です。大学を出ていないことは、法華経の実証を示せない言い訳にならないのです。


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