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21世紀の日蓮仏法

念仏撲滅 禅撲滅 真言撲滅

リーダーには「信心」「仕事」「勉学」全ての訓練が必要

池田先生が戸田先生より受けた訓練は、主に3種に分けることができます。



まずはもちろん、学会活動を通じた信行学の訓練です。

池田青年の戦いの歴史は、今さら語るまでもありません。



次に、戸田先生の事業を支えるための、ビジネスマンとしての訓練です。

池田青年は、戸田先生が個人で背負った数十億(現在の価格に換算)の負債を返済し、学会を財政面で支え抜きました。



そして最後に、戸田大学や水滸会における、学問万般の訓練です。

池田青年には、文系理系を問わず、あらゆる分野に渡る帝王学が授けられました。



このうち、どれかひとつ欠けても、十分な訓練とは呼べません。



つまり、ただ学会活動を頑張ってきただけでは、リーダーとして全く通用しないのです。

それは、池田先生が受けてきた訓練とは全然違います。

信心だけだと、いわゆる「宗教屋」になってしまいます。

そういうメンバーを間違って幹部にしてしまうと、「毎週10時間唱題会」とか、世間から奇異の目で見られる方向に進んでしまいます。



池田先生は、学会活動を口実に仕事をサボることを、決して許されませんでした。

本来「1人前に働かない者に、活動に参加する資格はない」のです。

学会は、フリーターの暇つぶしサークルではありません!

本来、模範的な社会人・家庭人を育てるための信心です。

職場や家族に迷惑をかける学会員は、かえって広布の妨げとなります。



したがって学会の幹部は、社会で実証を示し、信頼を勝ち取っていることが大前提となります。

年相応「以上」のポジションにあることは当然です。

非正社員のままでいる男子部幹部などは、就職が決まるまで活動停止とすべきでしょう。

後輩に指導している場合ではないはずです。



その上で、幅広い学問・教養に精通していることが、リーダーには絶対に必要です。

学会の幹部には、医師・弁護士・政治家・実業家・大学教授など、あらゆる分野のトップと対等に対話できるだけの知性が要求されます。

仏法の話しかできなければ、識者には相手にされません。

実際に取るかどうかは別として、博士号レベルの知的水準は求められるでしょう。

古典の名著から最新のベストセラーまで、あらゆる良書を読破しているのが真のリーダーです。

今なら「ファクトフルネス」や「ホモ・デウス」くらい論じられないと、お話にならないでしょう。


池田先生はかつて、青年部のために「あしたのジョー」を通じて仏法精神をスピーチされたことがありました。

青年に法を説くには、教養として若者の間で流行っている本にも目を通しておく必要があります。

今なら「進撃の巨人」や「君に届け」を通じて仏法を語れるくらいでないと、青年たちのリーダーとして通用しないでしょう。



読書は今、幹部の間でも、最も軽視されている訓練でしょう。

衛星中継で最高幹部のスピーチを聴いていても、池田先生のような博識教養を感じることはできません。

世界の識者が原田会長に会見を申し込んだとか、海外の大学が名誉博士号を授与したという話は、聞いたことがありません。

師弟なのにここまで大きな差がつくのは、やはり読書量の絶対的な差が大きいと考えられます。

最高幹部たちが自宅でくつろいでいる時間にも、池田先生だけは、寝る間も惜しんで古今の名著に挑戦されていたと拝されます。

最高幹部は誰もが熱心に学会活動に打ち込み、教学にも精通しているはずですが、世界広布のリーダーには、その上でさらに万般の学問教養が必要とされてきます。

戸田先生は当時からそれに気づいていたし、その自覚の元に訓練を貫いてこられたのが池田先生なのです。



われわれは池田先生の弟子です。

したがって、池田先生と同じ訓練を自らに課していくのが、弟子の道であるはずなのです。



そもそも創価教育の眼目は「生涯、勤労と勉学を両立させること」にあります。

いわば池田先生は、創価教育の最高の成功例でもあります。

学会の原点は、あくまで牧口先生であり、また創価教育学にあります。

牧口先生がいなければ、創価教育学が存在しなければ、後の戸田先生も池田先生もあり得なかったのです。

ここを見失ってしまうと、なぜ戸田先生や池田先生がこれほど偉大であるのか、正しく理解することはできません。

結論的には、真のリーダーを育てるには、この法華経の信仰と同時に、創価教育の実践が絶対必要なのです。



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